ブログ
トイレの壁紙リフォーム工事
みなさんこんにちは、羽村市の工務店株式会社HONESTの現場担当野原と申します。
今回は、トイレの壁紙張替の現場工事を取り上げたいと思います。
作業するにあたり、トイレの便器やペーパーホルダー、タオルリングなどをまず外します。
糊やパテ材などで床を汚さないように養生をしてから古い壁紙をきれいに剥がしていきます。
使用するパテ材は、粘着力の高いパテを使用し下地の傷みの状態、下地材などの箇所により
使い分けをしていきます。
クロスの糊はシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒド、揮発性有機化合物(VOC)などが
一切含まれていないため、嫌な臭いや喉の痛みなどなく安心です。
また、高い接着力や高耐湿性でクロスとクロスの隙間や結露などによる剥がれなども防ぎます。
クロスの隙間を防ぐために、クロス用ジョイントテープを下に貼ります。
天井や壁のクロスがひび割れてくる原因の一つに、コンクリート同士や石膏ボード同士の継ぎ目が動くことで
クロスが引っ張られてしまう現象があります。これを防ぐためにクロス用ファイバーテープを入れます。
ファイバーテープとはガラス繊維が網の目に織り込まれている柔軟性のあるテープで継ぎ目が動いても
ファイバーテープが上下左右に動いてクロスに無理がかかるのを防いでくれます。
クロスの端にはクロス専用のボンドであるジョイントコークを使用します。クロスを貼る前に四方にまわす事で
クロスの上下左右がしっかりくっついて剥がれてくるのを防止します。最後にクロスについたジョイントコークは
水を含ませたスポンジで丁寧に拭き取ります。最初に取り外したトイレ器具を復旧したら完成となります。