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お部屋を彩る壁紙の奥深い世界
みなさん、こんにちは羽村市の工務店株式会社HONEST現場担当の野原です。
今回はお部屋の雰囲気を決める壁紙を取り上げたいと思います。
一般住宅に用いられる壁の仕上げ材には様々な種類があります。
その中でもビニールクロスは施工のしやすさや量産性から今では様々な
建物で使用されています。
ビニールクロスとは、ポリ塩化ビニールを主原料とした壁紙のことで
色や柄も豊富で消臭や抗菌などの機能を持った物もあります。
新築の現場では石膏ボードの継ぎ目やビス穴があるので、パテ埋めをして
壁を平らにしてから壁紙を貼っていきます。
パテを乾かした後に、壁紙の裏面に糊を塗ります。
糊をつけてからすぐに貼るとジョイント部分に隙間が出来てしまうことが
あるので15~20分ほど経ってから貼っていきます。
その際に刷毛やローラーで空気を押し出しながら綺麗に貼ります。
クロスに付いてしまった糊はスポンジや雑巾で綺麗に拭き取ります。
余分な部分をヘラやカッターで切り取ると完成です。
クロス専用ボンド(ジョイントコーク)があると隙間を埋めたり、
多少のキズやめくれは目立たなくなるので便利です。
クロスは振動や季節の気温差によっ多少伸縮することがあります。
また木造の新築の場合は下地が乾燥収縮を繰り返すことがありますので
クロスも一緒に引っ張られるため、隙間が出ることがありますので定期的な
メンテナンスをオススメ致します。