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大事なお家を雨から守るコーキングの重要性
みなさんこんにちは、羽村市の工務店株式会社HONEST現場担当の野原です。
今回はサイディングボードやALCボードのつなぎ目として大切な役割をしている
「コーキング」について取り上げたいと思います。
コーキングが劣化すると、劣化した箇所から建物内部へ雨水が浸入してしまう恐れが
あるために一定の年数が経った場合は補修する必要が出てきます。
コーキングの主な役割はボード同士のつなぎ目を埋めることにあります。
サイディングボードやALCボードでつくられた外壁は、複数のボードを張って出来ていて、
建物のゆがみや熱によるボードの伸縮の影響でボードとボードのつなぎ目が動きます。
つなぎ目となるコーキングは、ボードの動きに合わせて伸縮しなければいけません。
そのため柔軟性の高いものである必要があります。
コーキングも外壁と同様に、紫外線や雨水で劣化して柔軟性が落ちてきますので
補修は必要となります。
コーキングの施工手順としましては、外壁にコーキング材を付けないように、目地の廻りに
養生テープを貼ります。次にコーキング材をボードにしっかり密着させるために、目地部に
プライマーという下塗り材を塗布します。プライマーは、接着剤の役割を果たします。
コーキングガンを使用して、目地部分にコーキング材を注入していきます。
ある程度充填したら、ヘラを使用して均一にならします。
コーキング材が乾いてしまう前に、養生テープをはがします。
気候や気温にもよりますが、約3日経つとコーキング材が乾い完了となります。