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順調に躯体工事中です。

こんにちは現場管理の佐藤です。

現在稼働している2件のお家!

なんの支障もなく、順調に工事が進んでいます。

建て方が完了したあと

*建て方(たてかた)とは、土台、柱、梁と施工していき、棟上げするまでの工程を指します。

現状は躯体工事中です。躯体工事とは、仮筋交い等を用いて仮止めしていた柱や梁の垂直を確認して傾きを直し、筋交い(筋違い)、間柱、金物などを取付ける作業です。

筋交いとは、柱と柱の間に斜めに施工するもので、耐震性に有効な部材です。かなり古い住宅では、筋交いがない住宅も有るそうです。
新築住宅でも、筋交いの取付位置や取付方法にミスが見られることも希にあるそうです。耐震上、非常に大事なものですので、しっかり確認しておきたい工程です。

筋交いは柱と柱の間に(対角線)に取り付けますが、たすき掛け(クロスするように施工)する箇所(ダブル筋交い)と片掛けする箇所(シングル筋交い)があるので、設計図書と照合しながら工事を進めていきます。

筋交いの端は、筋交い金物(筋交いプレート)により柱や横架材(梁など)へしっかり留めておきます。昭和56年以前の住宅であれば、金物を使わず釘だけで留めていることもありますが、今の新築住宅では筋交い金物(筋交いプレート)を用います。

次に間柱の施工時についてです。間柱は、通し柱や管柱の間に施工されますが、筋交いと交差する箇所があるので、その部分は前もって加工(欠きこみを入れる)しておきます。

 筋交い金物以外にも、柱と梁などの横架材を接合する金物や、柱と梁の直交する部分(南北方向と東西方向の交わる部分)を接合する羽子板金物などの接合金物があり、これらが設置されていきます。

其の他にもホールダウン金物や短冊金物などが次々に取付けられて行きます。

これが終わると大工工事の三分の一が完了ですかね?

まだまだ先は長いですね。

事故けが無く頑張ります。