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基礎工事 遣り方~根切り
皆さんこんにちは、現場担当の野原です。
新しい現場の基礎工事が始まりました。
工事の流れの第一歩である遣り方(やりかた)をまず行います。
遣り方とは、建物の位置・基礎の高さ・水平などを決める工程で
地縄張りの外側(50~100㎝)離れた場所に杭や板を張り囲う作業です。
この板に描かれた芯墨の位置が建物の壁芯となります。
芯墨に沿って張られる水糸が壁芯を示していますので、
敷地境界線・道路協会線と水糸の距離を測り、図面と合っていることを確認します。
続いて基礎の形に合わせて地面を掘る「根切り(ねぎり)」という作業です。
根切りは重機を使って行うのが一般的で、根切りの幅は、基礎の幅より広くとります。
根切りを行ったところが平滑になっているかどうかをよく確認します。
凸凹になっていると、その上に作られる基礎の制度に関係するのでチェックポイントになります。
ここ最近の厳しい寒波の気温と比べて、日中は暖かかったので良かったです。
春が来るのが待ち遠しいですね。